人工芝の施工方法

推奨しているメモリーターフ人工芝の施工方法をお伝えします。
コンクリート、防水層など、下地によって施工方法が異なります。
詳しい施工方法は、人工芝をご購入時に施工手順書をお配りしておりますので、そちらを参考に施工を行ってください。

1.割付

slideshow 割付 参考動画
(youtube外部サイト)

施工を始める前に、人工芝の配置を決めます。
必要な人工芝の本数、副資材の数などを計算し、障害物のある場所など、カットが必要な場所をあらかじめ確認しておきます。

資材の算出方法

今回は横巾9m×縦巾3.9mの現場を想定して、資材の計算をしていきます。

人工芝
人工芝1

割付図をもとに、人工芝の必要ロール数を算出します。

必要数 {1.96m(横巾)×3.9m(長さ)}×5ロール
発注数 規格サイズ:2m×10m…2ロール
規格サイズ:2m×5m…1ロール

タフストップ(防草シート)
タフストップ(防草シート)

人工芝の下に人工芝とは垂直になるように設置します。
設置する際に、防草シートの重なる部分は10cmずつ重ねて設置します。

必要数 {1m(横幅)×9m(長さ)}×5枚
-4(重なる部分の数)×{10cm×2}(両端の重ねしろ)
>35.1㎡(必要平米数)
発注数 規格サイズ:巾1m×50m…1ロール

ターポリンシート
ターポリンシート

人工芝どうしを接着剤で固定する際の下地として使用します。

必要数 3.9m(ジョイントの長さ)×4(ジョイント部分) …15.6m
発注数 規格サイズ:巾15cm×長さ20m…1ロール

タフスパイク(特殊釘)
タフスパイク(特殊釘)

ターポリンシートと地面との固定の際に1.5m〜2m間隔で打ち込みます。

必要数 4(ジョイント部分)×3本(ジョイント1本あたりに必要な本数)=12本
発注数 規格:100本入り…1セット

タフグルー(接着剤)
タフグルー(接着剤)

人工芝どうしを固定するために使用します。
おおよその塗布量は、平米あたり1kgです。

必要数 15.6m(ジョイントの全長)×0.15m (ターポリンシートの巾)
×1kg(1㎡あたりに必要な接着剤の量)=2.34kg
発注数 規格サイズ:5kg …1缶

2.路盤調整

slideshow 路盤調整 参考動画
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人工芝は、路盤の影響を強く受けます。
事前に表面の凸凹を平らにすること、水はけが悪い場合は改善することで、仕上がりがキレイになります。

3.防草シート設置

slideshow 防草シート設置 参考動画
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人工芝自体にも日光を遮る効果がありますが、排水穴やピンを打ち込む際にできるわずかな隙間から、雑草が生えてくる可能性があります。人工芝の隙間からの雑草の発生を抑制するために、人工芝を設置する前に、雑草の発生を抑制するために防草シートを設置します。

※防草シートの種類によっては、人工芝の表面に影響が及ぶ場合があります。特に素材が固く柔軟性がないものは、おすすめできません。人工芝をキレイに設置するために考えられた防草シート「タフストップ」の使用をおすすめします。

4.人工芝の下準備

slideshow 人工芝の下準備 参考動画
(youtube外部サイト)

■両サイドの1目をカットする
人工芝はロール状で保管されており、サイドの糸が非常に荒れやすくなっているため、1目(左右で約2cm)か、2目(左右で約4cm)をカットして廃棄してください。

■巻き始めと巻き終わりをカットする
人工芝を接着剤で固定する前に、一通り配置します。
現場の形状や、障害物がある場所に合わせてカットし、ジョイント部分を等間隔に揃えていきます。仮敷き後は、人工芝がずれないように、U字ピンで軽く固定します。

5.人工芝の仮敷き

slideshow 人工芝の仮敷き 参考動画
(youtube外部サイト)

人工芝を接着剤で固定する前に、一通り配置します。
現場の形状や、障害物がある場所に合わせてカットし、ジョイント部分を等間隔に揃えていきます。仮敷き後は、人工芝がずれないように、U字ピンで軽く固定します。

6.人工芝の固定

slideshow 人工芝の固定 参考動画
(youtube外部サイト)

人工芝のつなぎ目の部分を少し開き、つなぎ目の真ん中にターポリンシートを設置します。ターポリンシートの上に接着剤を塗布し、均一に塗り広げ、2人1組でつなぎ目部分を閉じていきます。つなぎ目部分を閉じた後は、ローラーなどで圧着します。
(強く圧着しすぎると接着剤が表面に出てきてしまうため、慎重に行なってください。)

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